育て方
春(3-5月)
来年の花を咲かせるための準備を始めます。
●花が終わったら、茎を根元から切ります。
●鉢がいっぱいになっていたら、一まわりだけ大きな鉢に、水苔で鉢増しします。
●水やり・・・3~4日に一度水やりをします。晴れた日は毎日やります。
●肥料・・・3月・4月 2,000~4,000倍に薄めた液肥を、月に3回くらいやります。
・・・5月 固形肥料(シンビジューム用でOK)を置き肥します。
●外出し・・・お彼岸が過ぎたら外に出します。楓や柿などの落葉樹の下がベストですが、ベランダ等の場合は30~50%の遮光ネットを使用します。
育て方
夏(6-9月)
暑い夏!ここを乗り切るのがポイントです。
●新芽がグングン伸びる時期。水はたっぷり、風通し良く。
●水やり・・・一番暑い7月~8月は、朝やった水が吸えずに鉢の中に残り、水分が温まって根腐れすることがありますので、鉢にたまった水は捨てます。朝は葉を濡らす程度にして、夜水をたっぷりとやって、ゆっくり休める環境を作ってやります。
●肥料・・・6月に固形肥料(シンビジューム用でOK)を置き肥します。春と同じように2,000~4,000倍に薄めた液肥を、月に3回くらいやります。
●遮光・・・楓や柿などの落葉樹の下か、50%の遮光ネットを2枚重ねて張ります。
育て方
秋
(10-12月)
外に出してあった株を室内に移します。
●水やり・・・朝たっぷりとやります。
●肥料・・・2,000~4,000倍に薄めたカリやリン酸の割合の高い液肥を月4回くらいやります。
●遮光・・・楓や柿などの落葉樹の下か、遮光ネットを1枚はずして50%にします。
●温度・・・ここがポイント!!
花芽を分化させるために、11月初めまで外出しのままにします。夜温が10度くらいを2~3週間経験させてから、室内に入れます。室内に早く入れすぎると、花芽がつかないことがあります。
育て方
秋
(10-12月)
育て方
冬
(12-3月)
あっ!バルブの元に小さな花芽がある!
●今年咲いたバルブの元に、緑色の小さな新芽が見えてきます。それが次年度の花を咲かせるバルブへと成長します。
●水やり・・・晴れた日の午前中は、できるだけ日光に当ててたっぷり水やりします。
●肥料・・・3,000~4,000倍に薄めた液肥をやると、花芽が順調に伸びていきます。
●温度・・・室内の明るい光が入る場所に置き、温度は10℃を目安に管理します。最低5℃までOKですが、15℃以上の室内では株が弱ってしまうので注意します。