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私たちの歩みとこれから

 安保博貴

 

≪アボウ洋蘭園スタート≫

 今から35年ほど前(1980年ごろ)私の父を中心とした家族経営で「アボウ洋蘭園」はスタートしました。バブル末期、豪華で華やかな贈答用としてのシンビジウムは大変人気があり、また、父の育てる花は高い評価を受け、農林水産大臣賞を受賞するなど大きな功績をあげました。

 1990年代初めには、父は新たな挑戦として、そのころほとんど知られていなかった「リカステ」という中南米原産のランの生産を始めるとともに、(有)アボウオーキッドを設立しました。

 育種の方法を探るところからスタートした「リカステ」でしたが、長い時間と努力の結果、自ら交配を行い美しい花を咲かせる品種を開発するまでになりました。

 世界にも通用するランの生産農家として「リカステ」の中には【アボウ】の名を冠とした花がいくつかあります。

 

≪フルティカと和ラン≫

 私たちは、2012年より父とともに中玉トマトの生産と、私個人としては、東洋ランと洋ランの交配種「和ラン」の生産を始めました。

 冬に出荷のピークを迎えるランと夏のトマトの生産を組み合わせて行うことは想像以上に大変なことでした。

 見て楽しむ花とは違い、直接お客様の身体に届く食べ物を生産する責任と生き物を管理し、ベストの状態を保ち続けることの難しさを日々感じています。

≪日本の農業を考える≫

 農業自体が抱える大きな問題もありました。今、地元農業は後継者不足で衰退の一途をたどっていますが、その原因の一つは「作物の販売価格の低下」です。

 家族を守り生活していくだけの収入がなければ仕事として農業を続けていくことはできません。しかし、このまま農家の担い手が減少していけば、ますます国内自給率の低下につながります。近年の、暖冬・冷夏といった異常現象、地球規模の温暖化や砂漠化などの影響で世界的な食糧不足となったとき、外国からの輸入で賄えるとは限りません。また、低価格を追求するあまりに、不正や偽装された食品が流通する門団も後を絶ちません。

 私たちは、今後の日本の農業を持続・発展させていくために、地元の農業研究所の指導の下、最新の技術を取り入れることで、品質のよい作物を安定的に生産することを目指しています。

 そして、農業を守り、安全で豊かな日本の食文化を子供たちに残していくためにも、作物に対し適正な価格が設定されるよう消費者の皆様にもご理解とご協力をお願いしたいと思っております。何卒、よろしくお願いいたします。

 

≪やりがいと目指すもの≫

 生き物を育てることはとても手間がかかりますし、作業も気力体力が必要です。ただ、体温より高くなったハウスでの作業後、汗ばんだ全身で受ける風の爽快感や「トマト美味しかったよ」と声をかけて下さるお客様の声など・・・。私たちがたっぷり注いだ情熱が誰かの手に渡り、笑顔を作っているんだと信じています。

 人の営みとして欠かすことのできない農業という職業の楽しみ方をもっと見つけて発信し、そして地域社会、さらに日本を支える強い農業を目指していきたいと思っています。

以上

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